子どもと無料で楽しむ公園 霞★ゆめくじら【三重県四日市市、人気の遊び場】

すっかり工場夜景で名を馳せています。三重県四日市市の港湾部に臨む霞ヶ浦緑地、南側はそんなデートスポット。それだけでなく、さらに大人の楽しみが詰め込まれた場所です。

けれども橋を渡った北側に目を向ければ、子どもと遊べる施設が充実しています。プール施設は夏に人気。そして霞★ゆめくじらは無料で遊べる大型遊具が、種類もスケールも目を見張る充実ぶりです。

子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思える場所をご紹介しています。真ん中にある大きなクジラの形をした遊具は、霞★ゆめくじらを象徴するもの。それにも増して、圧巻の迫力で遊べるのがマウンテンゾーンの大型コンビネーション遊具になります。

迫力も歯ごたえも充分なマウンテンゾーン。そことローラー滑り台で繋がるハーバーゾーン。ほのぼの南国ムードのオーシャンゾーンビーチゾーン。ゆったりとした敷地で対象年齢も幅広く、のびのび、そしてたっぷり遊べます。いつものように独自に撮影した写真を満載して、人気の遊び場へのお出かけに役立つようガイドします。



子どもが大型遊具で遊べる霞★ゆめくじらをしっかり解説!

霞★ゆめくじらの特徴で案外珍しいな! と感心できることがあります。大人が子どもと一緒に遊べるよう熟慮されている点です。

子ども向けだから子どもサイズではなく、少しモジュールを拡げてあります。例えば主要通路の幅は1.5 m以上になっています。

つまりこれは、見守りがしやすいということ。一見どうかなと思うところも、どんどんチャレンジできる。そのため、霞★ゆめくじらの遊び応えには、ちょっと違った意味がこもってきます。

あきれるほどにたくさんの遊び! 霞★ゆめくじらのゾーニングと概略一覧

霞★ゆめくじら概略一覧表
ゾーン名 遊具構成 概略
児童向けエリア
マウンテンゾーン 34種類69アイテム 高さが特徴の複合遊具
滑降系3種、懸垂運動系1種、平衡運動系2種、登坂運動系9種15個、仕掛系他19種48個
ハーバーゾーン 25種類51アイテム 船の形の複合遊具
滑降系2種、懸垂運動系1種、登坂運動系9種17個、仕掛系他13種31個
幼児むけエリア(オーシャンゾーンとビーチゾーンの遊具のあたりはゴムチップ舗装)
オーシャンゾーン 24種類33アイテム くじらの泳ぐ海をイメージしたエリア
振動系3種5個、登坂運動系1種、仕掛系他20種27個
ビーチゾーン 15種類50アイテム 南国の砂浜をイメージした広場
滑降系2種、平衡運動系1種、登坂運動3種5個、砂遊び系4種21個、仕掛系他5種10個

どれも無料で遊べます。大きく分けて3か所に休憩スペースが配置されています。成長に従い、もう見守りも必要ない時がやってきます。もうついていけない! という場合でも、ゆったり過ごせるのもありがたい大人への配慮です。

地上高約15 mの塔に展望台!一気に滑るマウンテンゾーン(対象年齢6~12歳)

山に見たてられた円柱状の鉄骨塔、突き立てられた棒状の尖塔の先は地上15 mです。まさにそびえ立つ最上階からはローラー滑り台が発進します!

勇気の回廊

最上階の展望台とローラー滑り台のスタート台は別の塔。そのふたつを結ぶのが勇気の回廊。子ども目線の眺望を楽しむ隙間もあります。勇気が試されるというより、ワクワク気分が盛り上る花道のようです。

ロングローラーすべり台

霞★ゆめくじら 全長約50 mのロングローラーすべり台滑走動画

大きく遊具を取り巻きながら、さらに微妙に左右にカーブを描くのが面白いです。

山のちょうじょう360°てんぼう台

真ん中の鉄塔は円柱状で、展望台は階段を囲んでぐるりと一周できます。そのため眺望は360°、足場の高さは地上9.6 mになっています。

とく大ハンモック

中心の鉄柱塔の区切りから思うに、展望台までは4層5階とみなせます。その内3階に当る台場と、2階の高さで周囲を囲む空中回廊が、ネットで繋げられています。

3階の台場にはこのとく大ハンモックでも行き来ができるようになっています。

ネットの途中には仕掛けもあります。ぐるりとネットを渡って1周してみるのも面白いでしょう。スケールが大きいだけに遊びもいろいろです。

ハンモックを使わずイージーにすばやくアクセスもできます。

それが地上からの螺旋階段。

クッションかまぼこ、うねうねデッキ

塔の周囲を囲む回廊には仕掛けが! 白く見えているのがクッションかまぼこ。素材は柔らかいです。うねうねデッキは、お隣のかたむいたふねへの連絡路。

カーブすべり台、雲の下のベンチ

マウンテンゾーンの回廊からはふたつのチューブ式滑り台が発進です。こちらはカーブしているほう。滑り台スタート部の横には日よけのついたベンチを設置。

うねるすべり台

もうひとつのこちらは360°旋回しています。

にじ色のぞきまど

マウンテンゾーンの看板にはカラフルな窓で覗いてみれば面白い! と書いてあります…

みちくさゴムゴム

クッションかまぼこ同様の回廊の仕掛けです。こちらも柔らかい素材。違うのはすり抜る隙間はないことです。ゴムの草をイメージしているとのこと…

ジグザグやぐら

ローラー滑り台の出発台は違う塔になっていました。

直接アクセスするこちらのルートは登り専用。

まさしくよじ登る仕組みで、難易度が高いルートです。クライミングウォールと

梯子しか手段はありません。

これが交互になっていて最上階に向かいます。

岩場のぼり

クライミングウォールといえば本格的なものが外郭に設置されています。

デッキ下遊具

(サークルステップ、平均台、すり抜けの壁、あやとりネット、ジャングルマット、みえかくれの壁、ふわふわステップ、ジャングル丸太)

周囲の回廊の下や地上部分には8種類の遊具が仕込まれています。

宝島への入口、接岸する船で遊ぶハーバーゾーン(対象年齢6~12歳)

「冒険×探検×大発見」をテーマとするという霞★ゆめくじら。全体が宝島をコンセンプトとしているとのことです。

ハーバーゾーンは、マウンテンゾーンに乗り込む大冒険の末に下りてくる、ローラー滑り台の終着点でもあります。

かたむいたふね

遊具全体は冒険船をモチーフにしたもの。接岸した時に傾いちゃってる設定です。

あら波ジャングル

座礁したということなのかあら波ジャングルは決死の脱出行のような難易度。

どうやって上ればいいの? と戸惑うような見た目です。

中にはクライミングウォール用のホールドがあります。これを手掛かりに上って行きましょう!

雲梯も独自な形状をしています。

ねじ曲がった壁も穴を使ってクリアします!

大波すべり台

ハーバーゾーンにも滑り台がふたつ。ひとつはかなりの幅があるこちら。

ふなぞこゲート

船底となる部分の仕掛けへの出入り口を隔てて連続3回転のチューブ滑り台もあります。

うずまきすべり台

うずまき滑り台はもう一段上からの滑走です。ものみやぐらの先の地点になります。

ものみやぐら、キラキラビーム、まんげきょう

かたむいたふねには前後デッキを連絡するものみやぐらがふたつ。ネットの橋で渡った先は高さ約7.6 mになります。反射鏡と万華鏡がついています。

ひとつひとつの遊具に名前がつく霞★ゆめくじら。ただ船底部分にあたるふなぞこゲートの中は不明(かたむいたふねの一部?)。ですが何もないのではなく、ネットでよじ登れるようになっています。

オーシャンゾーン(対象年齢3~12歳)

残りの二つのゾーンは、未就学児も対象となってくる幼児向けエリア。

クジラのドーム(もこもこクッション)、ベンチ

公園のシンボルはこのクジラ。ベンチ部分の日よけは尻尾ですね。

ドームの中の山は上るためのもので、飛び跳ねるものではありません。

ゆらゆらシップ

とてもユニークなゆらゆらシップ。ローラーが仕込まれていてゆらゆらします。あまり見ないように思います。外国製の輸入品とのことで、値段も高いのでしょうね。霞★ゆめくじらは宝くじの収益金でできた施設です。国営公園の昭和記念公園(東京都立川市)も数少ない設置例です。

オーシャンゾーンは青いクッション性の高い床面になっていて、そこは海のイメージ。ゆらゆらシップは船のイメージ。ほんとうに船に乗っている気分です。しらこばと水上公園(埼玉県越谷市、さいたま市)にも同様の演出で設置されています。いずれにせよレアな遊具です。

ゆらゆらクジラ、ゆらゆらイルカ、潮吹きジャングル

くじらとイルカの形のスプリング遊具。潮吹きジャングルはクジラの潮吹きをイメージしたジャングルジム?

めいろ

ラビリンスを作るようなアイテムを使っています。ただし丸く作ってあるので幼児向けだとしてもラビリンス(迷宮)にはならないかな? それでも名前はめいろです。

ビーチゾーン(対象年齢3~6歳)

こちらも幼児対象となるビーチゾーンは、傍目には滑り台のある遊具が目立つくらい。ところがここは、大きな砂場として遊べます。実際はいろいろな面白さが隠されているのです。

なんぱせん、やしの木クライマー、化石ストーン、きょうりゅうのほね、くじらのほね

いろいろなオブジェが埋まっています。写真一番奥がなんぱせんです。

難破船といえば静岡の公園の関連記事で、本格的なものを特集しています。

関連記事:子どもと無料で楽しむ広野海岸公園

霞★ゆめくじらなんぱせんはスケールを誇るのでなく違った趣向です。砂の中に宝箱が隠されていると案内されています。

化石、骨など他のアイテムも掘ってみるという砂場遊びが基本です。やしの木クライマーは、はんとう棒でもあります。けれどもこちらも根本を掘ってみるのが肝心のようです。秘密の呪文は「北から4番目の木」だそうです。

バンガロー

アーチラダー(梯子)もあって少し歯ごたえありの滑り台。2連もあります。簡単に上る階段もあります。

えんだい

大人の見守り用に、そして幼児ならば上にペタリと座るのに便利そうなえんだいもふたつあります。

霞★ゆめくじらがある霞ヶ浦緑地ってどんなとこ?

霞★ゆめくじらとプールが中心の北側を隔てて小さな川の南側は四日市ドームなどのスポーツ施設、競輪場などがあります。霞が関緑地といっているのはどちらも合わせてです。南北にとても大きな公園となります。

四日市ドームは屋内でサッカー、テニス、アメリカンフットボールなどができる人工芝のグランド。野球も少年野球なら大丈夫という規模です。

少し距離はありますが、南側の霞ヶ浦会館のところまでいけば軽食・喫茶かすみがあります。会館は主に、競輪選手やスポーツ施設を利用する人の宿泊や各種団体の研修、合宿に利用されているようです。もちろん一般利用も可能で料金が格安なのには注目です。

定休日:月曜、四日市けいりん開催の前日から最終日
宿泊料:一般4,640円、小・中学生2,160円

霞★ゆめくじらの近くで飲みものを探すならば、駐車場とビーチゾーンの間のあたりに自動販売機が設置されています。トイレのところです。

多目的トイレは別棟で横に設置。ピンクの建物です。

車椅子対応だけでなく、子ども用の便器もオムツ替えシートもあります。

霞★ゆめくじらを訪れるには(アクセスについて)

住所:三重県四日市市大字羽津甲

名四国道(国道23号線)霞ヶ浦町北交差点に霞★ゆめくじらに隣接する駐車場があります。霞ヶ浦緑地は南北に長い公園です。四日市ドームなどの駐車場へ向かうと、かなりの距離を歩くことになります。最寄の富田浜駅からは850 mほどです。

【自動車を利用する場合】

駐車場:無料(約100台)

混雑時には霞ヶ浦会館横約200台+50台や四日市ドーム前約150台、四日市競輪場近く約500台の駐車場も利用できます。ただし少々歩くことにはなります。

最寄インターチェンジ:東名阪自動車道路四日市東、伊勢湾岸自動車道路みえ川越
(どちらも約10分。ただし、しばしば渋滞があります。)

中京圏ながら四日市は近畿地方からも鈴鹿山脈を越えた先。割合にお出掛けしやすい場合もある霞★ゆめくじらです。大阪などから名阪国道や新名神を利用するなら四日市東から、名古屋方面からならみえ川越を利用することになりそうです。

駐車場出入口にご注意を!!

最寄駐車場出入口となっている霞ヶ浦町北交差点。目の前の名四国道の車線は、向かって右から左に流れています。そのため確認の目線も右側にゆきがちです。

ところが、この交差点は左側の街区からの出入口にもなっています。左側やや後方からの車両にも気をつけなければなりません。警告があるように見落としがちなので注意したいところです。

【公共交通機関を利用する場合】

最寄駅:JR関西本線富田浜駅徒歩10分

周辺を運行するバス便はありません。駅から南に向かいます。分かり易いのは国道23号線ですが、決して歩いて快適な道ではないです。関西本線海側の住宅街を抜けていくのがおススメです。

まとめ:いまや夜景で名声とどろく四日市港、足元に埋もれたさらに輝くスポット

日本のコンビナートの先駆け、だからこその特異な景観となる四日市港。霞ヶ浦緑地は確かに工業地帯に意図的に作られた緑地帯で大人の遊び場が目立つ場所です。その中で確かに霞★ゆめくじらは主役ではないです。

それでいながらこれだけの内容、それまでを埋め合わせるという訳ではないでしょう。けれども2012(平成24)年に付け足されたこの遊び場は子ども視点からいえば完全に主役の座を奪っています。ただし知らなければとにかく目立ちません。

対岸の埋め立て地にあるポートビルの14階には地上90 mから四日市港を眺める展望展示室うみてらす14、有名になった眩く広がる夜景の中で霞ヶ浦緑地に目をやっても霞★ゆめくじらのあたりは真っ暗、目立つのは四日市ドーム競輪場です。

もし霞★ゆめくじらを知らないとすれば、そういった著名なものに埋もれて、ずっと気づかないままでもおかしくないです。逆に知ってしまえばエキサイティングな遊具の数々きっと虜になるハズです!

また遊具には公園のモチーフ、くじらの尾ビレが10個隠されていると言います。全部見つけてみるのも余興のひとつ。いずれにせよ何度も通いたくなること請け合いです。

公式サイト:四日市市 霞★ゆめくじら



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