子どもと無料で楽しめた今井児童交通公園【東京都江戸川区、人気だった遊び場】



ご注意下さい! 閉園のお知らせ

完全無料(その気になれば一切の費用を使わずに遊べる)の交通公園として人気の高かった今井児童交通公園は移転のため閉園となりました。

以前の取材時のヒアリングに基づく予想を上回り、すでに(平成31年4月1日より)予定地へ移転しています。

新公園となった東部交通公園はできるだけ早く取材して、いつものように独自に撮影した写真を満載して、人気の遊び場をガイドする予定です。ただし、事前情報では駐車場は有料化、レインボーサイクルは廃止となった模様です。つまり、魅力を大幅に減らした可能性があります。そのような点含めて、レポートを今しばらくお待ちください

(以下、旧公園のガイドの記録となります。)

新中川が旧江戸川の流れに合流する地点、対岸は千葉県の市川市、川をほんの数キロ下るとそこは東京ディズニーリゾートです。もともとは利根川の河口はそこにありました。

江戸の時代から東京の生活史に深く関わってきた河川。雄大な眺めが今井児童交通公園を囲んでいます。ここは横に広い敷地になっています。その中を駆け抜けるコース取りが楽しい交通公園です。

ですが何よりの売り物は、無料のレインボーサイクル。交通公園ならどこにでもあるものでなく、あったとしても大抵は有料です。

今井児童交通公園の足漕ぎ式モノレールサイクル(名づけてレインボーサイクル)は、子どもだけでなく一緒に乗る大人も無料です。そこからの眺めも気持ちいい、知る人ぞ知る公園なのです。

子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思えた場所をご紹介しています。レインボーサイクルと、走って楽しいコースが見逃せない公園。遊具も特徴があって、お出かけのし甲斐満点なのです。ところがこの公園は、移転がすでに決まってしまったのです。

今の形の今井児童交通公園で遊べるのはあと少し。どんな風に遊べるのか、これからどうなるのか、気になる今井児童交通公園について徹底してご紹介したいと思います。

子どもが破格の無料遊具で遊べる今井児童交通公園をしっかり解説!

全て無料となっている今井児童公園の乗り物。ドライブ気分が盛り上る細長い形のコースを、ゴーカートや自転車で走り回れます。東側の今井橋たもとの乗り物車庫脇には、小さな子どもや練習向けのスペースもあります。

密集市街地の公園ながら駐車場も無料

そこから西側のエリアに向かうと、空中のレールに沿って足漕ぎのレインボーサイクルが走っています。千葉県との境となる周辺は、ことさら密集した住宅エリア。それでもしっかり無料の駐車場があるのです。今井児童交通公園は完全無料(その気になれば一切のお金がかからない)の公園です。

今井児童交通公園の乗り物と用意される台数
すべて無料
レインボーサイクル 10台
ゴーカート 30台
自転車 30台
補助輪付自転車 17台

今井児童交通公園の乗り物一覧

レインボーサイクル

左側の席に手動ブレーキがついている足漕ぎ式の2人乗りの乗り物です。モノレールに沿ってコースをぐるりと1周します。シートベルトがついています。

身長130 ㎝あれば、年齢にかかわらず乗車できます。130 cmない場合でも130 cm以上の人に同乗することはできます。その場合でも座れてシートベルトができることが条件です。

例えば、これまで御紹介した中で同じタイプのものは辻堂海浜公園スカイサイクルがあります。ほぼ同規模のスカイサイクルは有料です。海浜公園にありますがスカイサイクルから湘南の海も見えません。

関連記事:子どもと無料で遊べる辻堂海浜公園

もちろん辻堂海浜公園のものも、有料とはいっても格安です。広々とした敷地と大型遊具、ソリゲレンデなど辻堂海浜公園には違った魅力があります。

けれどもやはり、よくよく見てみるとレインボーサイクルの無料というのは際立った特徴だといえるでしょう。

ゴーカート

ゴーカートといってもエンジンやモーターがついているものでなく、あくまで足漕ぎの四輪自転車です。

実は四輪のタイプの自転車はけっこう踏力が要ります。ですから写真のように大人がエンジンの代わり! ということになったりします。

いずれにせよハンドルを回して舵をとるタイプの乗り物です。その点では自動車を運転した気分は満点です。

自転車

子どもの交通手段の主役はやはり自転車。交通公園の目的は楽しむことももちろんながら、交通教育も主眼です。その点欠かせないものながら目新しさはやっぱりゴーカートになるでしょうか。

交差点エリアではゴーカートと自転車は動線が分けられていたりします。

補助輪付自転車

自転車の入門編といえば、補助輪付のものということなります。自転車に乗れなくもゴーカートには力不足でも大丈夫です。

もっとも今の時代、ペダルレスで足漕ぎから補助輪なしで練習するのが主流になりつつあります。実際自転車に乗れるようになるのもそのほうが早いです。

そんな事情もありますから、補助輪自転車の目的はやはり誰でもすぐにコースを楽しむということにつきます。ゴーカート、自転車、補助輪付自転車は小学生までなら借りられます。

コースに出るのはちょっとまだ… という子どもには

駐車場の横、自転車が保管してある場所の前はコースと分かれて独立しています。ここでは三輪車に乗れるようになっています。真ん中の木の周りを回ったり自由に遊べる場。やはり幼児向けになります。

楽しさ溢れる今井児童交通公園のコースと遊具の詳細

どうしても交通公園のコースは、交差点エリアが多いでしょう。

そもそもの目的が交通への理解を深めるというものですし当然といえば当然のこと。

周遊するのが楽しい!今井児童交通公園の特徴

ですが交通公園の楽しさは周遊コースがどうなっているかのほうに係っています。ドライブ気分が満喫できるかどうか、運転の楽しさを感じられるかどうか。

その点ワクワクできるコースなところが今井児童交通公園のいいところに思います。

今井児童交通公園の遊具は?

細長い敷地を周遊する途中にさまざまな遊具も配置されています。

すべり台は360度ループで豪快なもの。

おままごとハウスとして使ってみる?

休憩スペース含めて交差点エリアの区画は遊びのテーマがちりばめられている街といった風情。

標識や道路のペイントを読み取る訓練になる交差点エリア。今井児童交通公園ではここから次のエリアに出向いてからが本番です。

いわば街をでるあたりには管理事務所があります。

横にはアイスと飲料の自動販売のある休憩スペースがあります。

例えて言えば郊外ドライブ! 道の途中には楽しみが用意されています。

コンビネーション遊具も遊び甲斐ありそうです。

高さはほんの数段分、対象年齢は3~6歳まで。

難易度もそれなりに工夫しています。

単純そうにみえて使い方によって相当難易度が変わってくるはしご遊具。公園遊具の定番ともいえます。

見晴らしよく気持ちいい、レインボーサイクル

そうしているとレインボーサイクルエリアに到着。いわば街、郊外と繋がった先にあったエリアは例えるならば一体何でしょうか。ハレの場であることは間違いないでしょう。

ところでいまだ真新しい様相の西側の合流地点付近(旧江戸川と新中川)のエリア…

西側に係る橋を改修するために、かつてあった大きな滑り台遊具がなくなってしまいました。

気になる今井児童交通公園の移転情報

今井児童交通公園の気になる移転について詳細をお知らせします。江戸川区に聞いてみた公式な情報になります。

今井児童交通公園の移転に関わる決定事項(2017年初夏の時点)
移転については決定
交通公園としては存続
移転地決定済、旧江戸川の少し上流、江戸川区の清掃工場近く
予定地は現在ほど細長くない
レインボーサイクルの移設はできない見込み
新公園の概要は未定

2019(平成31)年4月、東部交通公園として移転済

移転予想を立てていたところ、大幅に前倒しで完成。平成の時代の最後に間に合いました。名称も東部交通公園に変わり、レインボーサイクルはなくなり、駐車場も有料化です。完全無料でなくなっただけでなく、大型遊具などの設置もなかったようです。

大型遊具で存分に遊べる交通公園の例があります。

関連記事:子どもと無料で遊べる前橋こども公園

こんな例にみられるほどの充実ぶりは見込めなかったにせよ、もう少し魅力があればよかったのですが… 以下の事前の期待については、新公園の取材後に詳細をお伝えしつつ、更新します。

パワーアップに期待したい今井児童交通公園の移転後

存分に楽しんだ子どもが、後に懐かしく訪れることができないのは少し寂しい気はします。それだけに、新公園には否が応でも期待が膨らみます。

レインボーサイクルの移設は現在の基準に照らすと難しいとのことです。作るのであれば新設ということになります。となると作られたとしても、無料を維持できるのか正直疑問があります。

コースに奥行きがあるのも今井児童交通公園の特徴です。移転先の敷地はこれもまた再現が難しい形をしています。

期待したい新機軸、望まれるのは遊びのスケールアップ

江戸川区はこれまで今井児童交通公園だけでなく総合レクリエーション公園など子どもの遊び場という点で東京でも注目の無料スポットを擁していました。

関連記事:子どもと無料で楽しむなぎさ公園、富士公園

関連記事でお伝えした通り、総合レクリエーション公園はいまだに魅力的なスポットではあります。けれども富士公園の放火事件の後、元々のクオリティを取り戻すまでには至っていません。

今井児童交通公園もまた、橋の改修工事により豪快な遊具が消えてしまった歴史があります。けれども無料でありながら、レインボーサイクルはいつも整備が行き届いて快適に使えています。意欲的に運営されているのですからどうしても期待したくなります。

今井児童交通公園が子どもと無料で楽しむ公園として、どれだけの新機軸を打ち出せるのか、これまでとは違ったアプローチが必要と思われるだけに注目していきたいところです。

今井児童交通公園の設備は?

現状では設備面では一般的… というかいま公園が作られるならば必ずあるような多目的トイレなどはありません。

この休憩スペースの辺りは大きな遊具がなくなった代わりに橋とともに整備されました。

こちらのトイレもごく一般的な機能の物です。

まとめ:知る人ぞ知る今井児童交通公園!現在の姿で遊べるのはあと少し

完全無料ながら遊び甲斐たっぷりの公園として人気の高い今井児童交通公園。移転も決まり売り物のレインボーサイクルに乗れるのも現地が存続する限りです。

目安となる2020年東京オリンピックが開催される頃、今井児童交通公園は新しい姿を見せているはずです。移転後への期待が高いのは今が素晴らしいからこそ。まだ体験していないならば出かけてみることをおススメします。
(東京オリンピック前後というのは取材の結果からのあくまで個人的な予想になります。)

新しい移転後の公園もご案内できたらよいなと思います。計画は追って注視して行きます。