公園選びの参考書!公園遊具の種類を徹底考察【ザイルとネット遊具】

大型のネット遊具といったら、一般的なのはザイルクライミング? ということになるでしょうか。一般的なネット遊具というだけなら、鉄のリングと組み合わされたネットリングも、わりあい見かけるものです。

ネットリング同様に、ちょっとしたコンビネーション遊具のパーツとしてならば、非常に使用頻度が高いのもネット素材。上下の連絡路として使われているものこそ、極めて一般的といえるでしょう。

「ザイル」というものの存在からして、ネット遊具を考察する際には、いささか混乱が生じてきます。ザイルクライミングのほとんどの部分は細かなネット状ではないです。いわゆる「網」として認識しているのは、もっと違うもののはずです。

網そのもので構成されたような遊具が、巨大なものだったとしてもしっかり存在する反面、いわゆる網とは思えないザイルクライミングだって、ネット遊具に数えられることが普通です。「子どもと楽しむ公園」シリーズでも、ネット遊具の分類にはどちらも入っています。

都立汐入公園(東京都荒川区)の複合遊具には巨大な昇降ネット

その分類に迷いはないですし、むしろ悩ましいのはコンビネーション遊具のパーツとなっている場合です。一部のパートでしかない場合は複合遊具、その一部であってもほぼ独立した部分とみなせるならば、ネット遊具にも分類しているのが実際のところです。

おもちゃ博物館(栃木県壬生町)のきんぐとくぃーんのくぃーんは屋内ネット遊具

公園で遊ぶ時にやはり気になるのは遊具。いろいろな種類のある遊具はそれぞれ遊具メーカーや設置者の思いがしっかり託されています。その想いを直接聞いてみたりすると「遊び」に対するこだわりは本当に驚かされるほどです。

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そうして工夫が尽くされ、世に現れたものをよく見て、実際使ってみて考察をするとある程度の分類ができて、公園遊具に込められた願いもさらによく分ってきます。この点、ネット遊具として一口で括られることのあるザイルとネット遊具、もう少し詳細をみてみると、面白い視点が浮かび上がってきます。

また、公園遊具の標準セットといえるものがあります。それは御三家遊具と砂場。さらに「子どもと楽しむ公園」シリーズが、お出かけのプランに役立つように、独自に撮影した写真を満載してご紹介している大型遊具。それは、新御三家として発展形や、新潮流として加わるジャンルでいろいろな種類に展開しています。

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(公園の始まりから、公園の標準セット、そして発展形についてご参照頂けます。)

そんな中で今回は、鉄棒の流れからジャングルジムの発展形として位置づけられるだろうザイルネット。そしてあまりに自由な形になり得るゆえに、網状のものでできたネット遊具は、位置づけとしてはどうなのだろうか? といった疑問にも答えを探してみたいと思います。



Contents

ネット遊具の種類をしっかり考察!ザイルとネット遊具を徹底比較

ネット遊具といってもいろいろなものが見つかります。

ザイルとネットで作られた遊具の概略は

千葉市昭和の森(千葉県千葉市)の大型ザイルネット

ザイルクライミングが大きなものであれば、公園の中でも目立つ存在になるでしょう。

ネット遊具も大きなものになれば、当然圧倒的な存在感があります。

大きさでいえば、高さに挑戦するまるで木のようなものも!

巨大なネットが、空中回廊を成している場合だってあります。

上尾丸山公園(埼玉県上尾市)の複合遊具に組込まれたリングネット

ネットでできた道というならば、リングネットはよくみる遊具。大抵はコンビネーション遊具の一部になっています。

塩山ふれあいの森総合公園(山梨県甲州市)の半円のリングネット

リングネットは多い例ではないとはいえ、独立した大きなものも!

四街道総合公園(千葉県四街道市)のネットハンモック

いわゆるハンモック型とでもいうべき、ネットで床面を作ったものもあります。たまに見かけるこんな形式。とても稀な例では巨大なものもあります。

ぐんまこどもの国(群馬県太田市)ダイナミック広場のシャトルネット

ネットハンモックに似た形では、アスレチックテイストが強くでることもあります。

コフフン(奈良県天理市)ではアスレチックネットに駅前でチャレンジ

それが難易度があがって、捻じれた形になると大きさは求めず、リスクに備えているケースが大抵になるでしょう。

こういったものすべてネット遊具です。どれも基本的には異次元な体験を提供するもの、大きなものならば、まるで迷宮といったネット遊具の世界。実際にあるものの特徴をまとめながら、この世界観を探求に出かけてみます。

ザイルクライミングの種類は大きさ、いくつ連なるかで明確

しらこばと公園コバトンの森(埼玉県さいたま市)ではやや小さめ

ザイルクライミングにどんな種類があるのかは明確です。どのくらいの大きさがあるのか? いくつの山があるのか? 要素となるのはそれだけです。

子どもが遊ぶにあたっての都合を考えなければ(そして敷地があり予算があれば)、大きなザイルクライミングを作るのは難しいことではありません。それは「ザイル」と呼ぶものの性質によります。

そもそもドイツ語でいう「Seil」は日本語でいう「縄」のことです。そこから日本語でザイルという場合には、何らかの目的に合わせて強化されて、特別な機能を発揮している縄を指すのが一般的です。

ザイルクライミングを作る場合には、心柱となる鉄棒を立てて、そこから3点や4点で地面へ渡したザイルを基本として、さらに編み込んでいます。

ザイルそのものが構造体となり得る強度があるからこそで、このことは屋外に設置しても耐候性にも優れるという、公園にとってありがたい適性にも繋がってきます。

底面こそ安全対策もあって、網の目になることが多いとはいえ、構造自体は細かい網にはならず、適度な間隔で手掛かり足掛かりとして、移動できるようになっています。三角形と四角形のシルエットこそ違えど、ジャングルジムととても似た遊具といえます。

心柱を複数にして、いくつかの山が連なる形にデザインすることも難しくないです。容易に高さと規模を拡大できる点で、鉄棒から始まり、ジャングルジムとなり、ザイルクライミングに発展してきたものといえ、身体能力を向上させる冒険の系譜に、連なったものと解釈できるでしょう。

大きくて連なるザイルクライミングなら大和ゆとりの森(神奈川県大和市)

大きくて、いくつも連なっている例をあげるならばやはり、大和ゆとりの森わんぱく広場にある4連のものでしょうか。しかもこのザイルクライミングは両端で大型コンビネーション遊具にまで連結しています。

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「こどもと楽しむ公園シリーズ」でこれまで解説してきた中から、とても大きなものを挙げてみても、多い例にはなりません。例えば、県西総合公園(茨城県筑西市)、御勅使南公園(山梨県南アルプス市)、原田公園(静岡県富士市)などです。

連なるもの小さなものにはまた違う楽しみが!

ぐんまこどもの国ダイナミック広場には4連ザイルクライミング

連なったものを作るのも、まだ稀といっていいようです。同じように例を挙げれば、4連のものがぐんまこどもの国わんぱく広場(群馬県太田市)に、2連のものが国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県滑川町)と都立舎人公園(東京都足立区)、阿須運動公園(埼玉県飯能市、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園隣接)に見られるくらいです。

都立舎人公園の2連ザイルクライミング

うちふたつは国営と都営の公園であることからして、大きく連ねることができるといっても、敷地と予算に縛られる面はあるのでしょう。このようなケースは、今後も新たに特集でき次第、更新してご紹介したいと思います。

また2連のものについては、どれも高さはあまりないという特徴も共通しています。中には小さなものもあるザイルクライミング。面白さは高く上るだけではない! ということを示しています。

笠間総合公園(茨城県笠間市)には小さなものが赤、青ふたつ

ザイルクライミングの楽しみ方としては、横に移動するということだって面白いんです。ならば小さなものをぐるぐる回ったっていいのです。

ザイルのまた違う活用例は!

ザイルについては、幼児用遊具でも階段の代わりに使われたり、アスレチック風味が強い遊具で渡りルートを作るために利用されたりしています。そんな一般的な例でなくユニークで興味深いものがまだあります。

小山総合公園(栃木県小山市)は吊り下げ式

小山総合公園にある遊具の丘の頂上には、三角形の枠に吊られたザイルネットの遊具があります。これなら鉄の枠組みが周囲を巡る分、足場や手掛かりを得やすいでしょう。ただ、内部には入りにくそうです。

むしろ、中のネット部分が揺れるのが面白いという狙いにも思います。ただしもちろん、遊具は遊び方を規定する必要などありません。この丘には大きく複雑な経路のリングネットも設置されています。

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大渕公園(静岡県富士市)はトランポリンのように

ザイルをトランポリンのように遊べる工夫をした遊具もあります。大淵公園では高さをまったく与えず、横に幅広く張ったザイルの随所に足場を置いています。どこかで与えた振動は他のところに伝わって行きます。友達か誰かが一緒でなくては、醍醐味は味わえないかもしれないとはいえ、保護者が揺らしてあげるだけでも充分です。

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網そのものの様相を示すネット遊具はとても多彩

ザイルというものの性質から、パターンはある程度決まるザイル遊具に対して、網という素材の特徴を生かすと、実にいろいろな遊びが生まれています。ただし、柔らかい網だけでは構造体になりません。ザイル遊具以上に、基本となる骨組みが必要です。どこにどんな種類があるのか確認してみます。

安全に高さを制覇!平塚市総合公園(神奈川県平塚市)

平塚市総合公園平塚の原っぱに立つやまびこの樹は、まさしく木を模したネットツリーといえるもの。目的は木登りのように、てっぺんを目指すこと。ネットの道だから不安定であれ、ほとんどの場合、到達は可能です。

周囲もネットで囲まれて安全対策は万全。こんなところもネットでできたメリットになっています。

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ネットツリーに相当するものは、同じ神奈川県の小田原市、小田原こどもの森公園わんぱくらんどアスレチック広場にも設置されています。

またコンビネーション遊具の一部となるネットツリーが荻窪公園(群馬県前橋市)にあります。こちらはごく小さなものになります。

高くなくとも、上ってみる!観音山ファミリーパーク(群馬県高崎市)

ネットツリーに極めて似た種類で、目的も同じ。ただ木登り風なのか展望台のように楽しむのか、制覇した後がちょっと違うネットタワー。観音山ファミリーパーク水と花の広場のものはまさしくそんなネット遊具です。

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ネット遊具かどうか、ちょっと怪しい構造の広野海岸公園(静岡県静岡市)の魚礁遊具も、間違いなく主役のほうは外側のネット部分。場合によっては頂上を乗り越える大胆さが挑戦的です。

驚愕間違いなしのスケール!カルチャービレッジ(三重県桑名市)

実際に目の当たりにすれば、驚くこと間違いなしの空中ネット回廊が、木曽三川公園カルチャービレッジにあります。竜の遊具は、ふたつの長いローラー滑り台が楽しめる大型遊具。されどもほんとうに注目すべきなのは、そこまでのネットの部分。

ネットでできた道だからこその感覚、実際に通り抜けてみないとなかなか理解できない独特のものです。ローラー滑り台と接続する複合遊具であることも確か。ただし、普通のコンビネーション遊具では主役のはずのローラー滑り台も、このネット回廊の前では便利な帰り道に過ぎない立場です。

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虹のハンモックも昭和記念公園(東京都立川市)を代表する遊具

ネットハンモックといえば国営海洋博公園ちびっことりで(未特集)。沖縄のリゾートライフにうってつけとはいえ、多くの人が気軽に行ける場所ではないのが残念。それが首都圏、都心ではないとはいえ立川の国営昭和記念公園ならば、準ずるようなものが楽しめます。

昭和記念公園の虹のハンモックは青で統一されたちびっことりでと違いとてもカラフル。大型遊具が立ち並ぶこどもの森の主要な遊具のひとつです。

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ネットを床面とするこうした遊具は、一見トランポリンのような遊び方をするのかな? と思ったりしそうです。もちろん、跳ねてみるのもよいでしょう。ただ、ネットの上を移動するのはやはり大変です。

笠間芸術の森公園あそびの杜天空の砦(茨城県笠間市)に組込まれたネット

普通に歩くという行為がとても難しものになります。不安定だからこそ感じられる非日常の世界。感覚を研ぎ澄ませて挑んでみるのに、特に危険はありません。虹のハンモックのようなスケールがあれば、存分に堪能できるとはいえ、小さなものでも同じ体験はできます。

そういうミニミニ版は、記事序章の写真にもある四街道総合公園や、富士川クラフトパーク(山梨県身延町)、千波公園少年の森(茨城県水戸市)などにも確認できています。

あつぎこどもの森公園(神奈川県厚木市)で要注目なのが!

ザイル利用も含めて、縄を渡りや上りに利用するのは極めてよくあること。アスレチック要素を入れる時にはよく使われるものです。そんな中でも昇降手段(特に上り)として大きくて挑戦し甲斐のあるものから、特に注目のあつぎこどもの森公園ムササビの道を挙げておきます。

長い道のりもネットだからこそ、踊り場が作れます。それも踊り場がネットなこともいい感じ。そこに佇めるように日影ができる木の配置なのがまたニクイです。ムササビの道を上って、さらに斜面を抜ければ日本一の規模として生まれたグリッサンド滑り台が待っています。ただし、確かにハードなネット遊具は、もちろん迂回もできます。

元焼津公園(静岡県焼津市)ではアスレチックだとしても厳しい試練

よくコンビネーション遊具に組込まれるパーツとして挙げたリングネット。それでも独立したものもあるのだという例で忘れてはいけないのが、元焼津公園のトルネードな2重旋回する遊具です。

始まりから終わりまで、当然長さがあります。旋回を繰り返すだけに、普通に体を使っていただけではクリアできなそうです。大抵はよく考えて体の向きを変えたりしながら、一歩一歩慎重に進まなければならないでしょう。途中リタイヤできないところが厳しい試練です。

揃ったネット遊具は4つ!金沢自然公園(神奈川県横浜市)

県内有数のローラー滑り台と、併設される動物園が有名な金沢自然公園。まだ見逃せない遊具があって、それはネット遊具。

さほど大きくないものとはいえ、4つの違う種類が単立で、それぞれ揃っているというのは、意外ながらとても珍しい例なのです。長いロングスライダーをもう一度滑るための上り斜面に設置されています。

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これを避けて通るのは不可能!みかも山公園(栃木県栃木市、佐野市)

明確な足場、手掛かりとなるザイルに対して、網の場合はちょっと心許ないものです。ただし遊具としては、それが欠点とは言い切れません。不安定なところを敢えて進むからこそ遊び。別にここをただ通行しにきた訳ではありません。

とりあえず全方向に行ってみれるネットグローブは、そんな意味でも遊びが充満した場所。みかも山公園冒険砦は展望台。ただし、展望台の下にはネットグローブがあって、行ってみたければ、ネットでの冒険も試みることができる場所です。もっとも、ただ展望を楽しんで帰るには、あまりに刺激的です。

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ネットグローブの例は他では、なかなかみられません。ちょっと違ったグローブならば、龍神の杜公園(長野県御代田町)で発見できます。

屋内だからこそ、ネットの持ち味を生かした遊具はここ

子どもの遊び場が屋内にあれば、雨でも暑くても寒くても、安心して遊べて便利なのはいうまでもありません。そして公園の遊具を提供する側からしても、屋内ならば安心してネット遊具を設置できる面があります。

ザイルが特別な機能を付加した綱で、耐候性も向上しているのは、すでに書いた通り。本来の網らしい柔らかい自然素材の持ち味の優しさは、たまらない魅力ながら、外に放置しておいたらメンテナンスが大変なのは目に見えています。

屋内だからこそ思い切って、ネットを使って、それもきれいに維持されている。そんな遊び場ならここです。

笛吹川フルーツ公園(山梨県山梨市)

3つあるドームのうちひとつは、大きなネット遊具が設置されたものです。柔らかな感触で思い切り遊べるネット遊具は、雨でも全く問題なく遊べます。

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鞍ケ池公園(愛知県豊田市)

大きな屋根が掛かる遊び場の隣の建物はプレイハウス。ここもまた子どもが思い切り遊べる場所。大型遊具を丸ごと飲み込んだ建物は完全な全天候型。中心にそびえる遊具タワーの中は、ネットを伝って上っていくものです。

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とだがわこどもランド(愛知県名古屋市)

戸田川緑地にある子どもの遊び場、とだがわこどもランドには児童館のような本館に加えて、プレイハウス(奇しくも同じ県内の鞍ケ池公園と同じ命名)という屋内の遊び場があります。ここにはボールプールを備えたネット遊具が置かれて、2階建の建物を貫く遊具を下から上っていけるようになっています。

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それぞれの個性を合わせたハイブリッド型

ザイルとネット遊具、それぞれによさがあり、特徴を生かせばどんな遊具になっていくのかイメージはできてきたのではないでしょうか。利用する際の都合だけでなく、管理上のメリット、デメリットもあり得る選択肢だと分かります。

ただ、結果としての遊びの特徴は、やはり似通ったものです。普段ではあり得ないよう姿勢を使ってでも、道のりをクリアしていくために、挑戦しなければなりません。鉄棒で逆上がりに挑むように、ジャングルジムでは非日常なさまざまな態勢を駆使し、あり得る危険を確実に回避しながら自由に遊びを、組み立てていくのです。

ザイルとネットを使った遊具も、そんな底辺を流れる哲学は同じながら、やはり特徴はでてきます。ならばどちらもあったならいいのではないか? という考え確かにそれはアリです! ザイルとネット遊具が組み合わされた遊具というのも、実際にあります。

国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県滑川町)

本格アスレチックとなる冒険コースのビラミッドロープはザイルクライミングとネット遊具が適材適所融合しています。2連のクライミングウォールは実は、足元はネットで繋がっているのです。

他に大きな吊り下げ式ネットリングもある国営武蔵丘陵森林公園、これに限らずあらゆる遊具、他にない遊具が揃っています。

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笛吹川フルーツ公園(山梨県山梨市)

屋内のネット遊具がみどころとなる笛吹川フルーツ公園。超絶級の水遊び場、アクアアスレチックの他にも屋外の遊戯場があります。遊具広場にある果樹渡り+リンゴのネットは、ザイルを使ったもの、ネットを使ったもの互いが接続されたものです。

果樹渡りがザイルのアスレチック風渡り遊具。リンゴのネットは真っ赤なネットの橋。遊具そのものは、特別な感慨が生まれるようなものでなくごく単純なものです。屋内のネット遊具の迫力と歯ごたえに対して、こちらは絶景を眺めながらのんびりムード。

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ネットづくしの公園も!東三河ふるさと公園(愛知県豊川市)

山をまるごとひとつ公園にした東三河ふるさと公園。ここはまさしくネットづくしといえる公園。それも巨大なものがふたつ、どちらもザイルでなくネットで作られています。

さらに、山の頂上のちょっとした遊具もネット回廊のもの、また巨大ネットの近くにも、回廊がネットでできた複合遊具があります。自然素材とネットへのこだわりが、強烈な公園になっています。

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まとめ:ザイルとネット遊具、特徴はちがえど哲学は一緒

やはり鉄棒からの系譜をたどれる、ジャングルジムの一層の発展形と捉えられるのが、ネット遊具です。素材こそ違えど、形のイメージも残すザイル。構造体となるものがもっと自由に発想されて、隙間を埋めるネットが安心できるネット遊具。

いずれにせよ身体能力が試されることに違いはありません。ただし、あくまでネット遊具は遊ぶためのもの。トレーニング器機ではありません。掴ってゆらゆら、非日常に揺さぶられるだけでも充分です。