まさしく「街中」で大型遊具を遊べるのが蒔田公園。それも横浜の中心市街地でのことです。子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思えた場所をご紹介しています。

横浜といえば、全国区で知られるのはやはり港の景色。代表する街はいまどきは「みなとみらい」なのか、かねてからの「元町・中華街」なのか、「関内」なのか? そこには有名な山下公園港の見える丘公園があります。

蒔田公園はそんな観光地にもなり得る、著名スポットにもかなり近い位置にある公園。そのエリアの中、大型遊具で遊べる公園というならば、真っ先に挙げたい場所になります。

横浜を代表する繁華街、伊勢佐木町と並行するように細長いエリアを持つ、これまた著名な大通り公園。簡単な遊具で遊べはしますが、果たす役割は商業地の憩いの場となるこの公園。関内から横浜市営地下鉄ブルーラインの駅で、ふたつめの阪東橋まで続きます。

蒔田公園のあるのは、その次の吉野町駅からすぐの場所。大都会の公園らしく、駅前公園としての利便性がある便利な公園です。ほぼ観光地のように周囲の広い範囲から人が集まるエリアから、街の盛り場を経た辺り。

この辺りまで来れば、街はすっかり人が暮らす装いが感じられてきます。横浜をしっかり堪能した後の締めにも、これからあちこち巡る最初の出発点にもピッタリの公園です。

子どもの遊びという視点からは、売り物は大型のコンビネーション遊具1点のみ。その点、郊外の大型公園とはちょっと楽しみ方が違います。同じ横浜でもこども自然公園のようなダイナミックさはありません。それでも蒔田公園は、いわゆるメジャーなイメージ通りの横浜の、すぐ近くにあるのが特徴です。

こども自然公園のある丘陵地もまた、間違いなく横浜らしい景色。ただし、同じ横浜らしいとはいえ、横浜にしかないのは港を従えるこちらです。そんな横浜らしさと一緒に楽しめる公園を詳しく見てみます。

こども自然公園とりでの森

とはいえ、もうひとつの横浜らしい景色となる丘陵地。その巨大遊具も魅力的、特集した記事があります。そちらも、ご参照ください。

関連記事:子どもと無料で楽しむ公園 こども自然公園とりでの森

子どもが大型遊具で遊べる蒔田公園をしっかり解説!

戦後、米軍に接収されていたこのエリア。今の公園となっている場所は、返還後に野球場として使われていた場所です。また、「南区桜まつり」など地域のイベントでも、重要な役割を果たしてきた蒔田公園。それが子どもと遊ぶ目的でも魅力的になったのは、やはり大型遊具が設置されてから。

野球場は廃止され大きな広場があるとはいえ、他にはちょっとした基本遊具、小さな子ども専用のものと、カヌー乗り場が設けられたのみ。今後のさらなる整備にも期待したい公園です。

やはり売り物なのが大型コンビネーション遊具

中央の塔は3層、少しだけ盛り上がった丘の上にあります。高さよりも横への展開が面白いコンビネーション遊具です。

順路が決まっている訳ではありません。けれども大まかにこの遊具の流れは、大岡川を背景に、広場から向かって左から右。最後のローラー滑り台に向かって、いろいろな経路から進入してみるのが基本のようです。

遊具を端から辿って、最終的にローラー滑り台に向かうには塔の最上階を経由しなければなりません。

全部を走破してみようと思うならば、まずはローラー滑り台とは反対側になるところへ、向かってみましょう。

すると、2層部分に登っていくための大きなネットが目に入ります。正直下の部分が広くなっているのは意味不明です。

構造的になにかの都合があったのか? 小さな子どものために、上るのではなくネットと戯れるために作ったのか? 合理的な思考からは疑問に思えるようなこの部分、いいではないですか、こんなところこそが「遊具」たるゆえんです。

その意味ではとても贅沢な部分です。写真奥にある木の下で休んでいる人が見えます。この木はひと際大きなものです。そのため、昼間の長い間、ネットの下の広くなっている場所も日陰になります。

ここは2層部分から、橋を渡って塔へ向かう構造になっています。塔に向かう橋に行くためには、あくまでネット渡りにこだわっているのが特徴。

緑色のネット斜面を行くのでなければ、赤いネットを垂直に上ることになります。

逆から見ると1層目も地上ではありません。ネットトンネルのスタートは地上付近から。さりげなく、ステップを上ってからなのが面白いです。それで、ゆらゆらしながら上に向かうことになります。

2層目へはひたすら真上に!

1層目からの途中エントリーも可能。

1層目は小さな滑り台を使い、すぐに出ていくことも可能。コンクリートのトンネル風通路があったり、そもそも梯子で上れたり。ここだけが簡単に完結する仕組みです。

どちらかのネットで2層目に登った後は、連結されていない吊り板を渡る橋で塔に向かいます。手すりもあるのでなかなか踏み外すこともなさそうですが、万一の場合は受け止めてくれるようになっています。

さて、中央の塔になります。この大型コンビネーション遊具はここからスタートしてもよいです。

真ん中の螺旋階段でトップまで楽々。

少し冒険してみるならば、1層目には障害物のあるゆるやかなクライミングウォール風の道あり。

さらに、2層目に直接アクセスするもっとハードな手段もあります。

ロープを使うのは2種類で、足場付きの斜面と梯子状のもの。

ネットの坂が2つの合計4つのルートが、難しめで直接2層目まで行く道です。

3層目の最上階へは螺旋階段を使ったら、いよいよローラー滑り台へ!

段々となっている青いネットの道を下りて行きます。

ローラー滑り台はそれほど長くないです。ということは、すぐにどこかのルートに挑んでまた戻ってこよう! というタイプのものです。ならばどのルートを通るかですが…

いろいろな進入路が用意されているとはいえ、ローラー滑り台だけもう一度とか、とりあえずローラー滑り台! というならばすぐ脇からのショートカットも用意されています。

その場合に、方法は3つあります。ショートカットだから簡単な道なのかと思いきや、実はどれもそれなりの難しさがあります。

簡単なのはショートカットルートではなく、中央の塔を上るほうなのです。湾曲した梯子を上るのが強いて言えば一番御しやすい?

ネットの壁を横に渡りながらスタート台を目指すのも、あせらずじっくりやれば問題なし!

垂直な梯子は最後が少しトリッキー。高い場所だけに、慎重にこなす必要がありそうです。

やはりこの遊具、目標とするのはこのローラー滑り台になるようです。

基本遊具はブランコ、鉄棒、さらにアスレチック風味のものも!

大型遊具の周囲には川沿いにベンチが並びます。さらに4連となるブランコ。

広場方向に設置されているのは、高さがさまざまな鉄棒。こういった基本遊具が2種類並びます。

さらには、アスレチック風味の遊具も加わります。上のロープを掴みながら、下のロープを渡るもの。ゆるやかで短いながら、斜面に掛かっているところが変化があっていいです。

平均台とその変形を組み合わせたような遊具。こちらも基本形にとどまらず楽しめるように! というちょっとした工夫を感じます。

幼児向けには小型のコンビネーション遊具と砂場

大型遊具はダイナミックなものながら、さほど難易度が高いほうではないでしょう。けれどもさらに小さな子どものために、専用の小さなコンビネーション遊具が置かれています。

小さいながら、チューブ滑り台を備えているのは面白いところ。壁面にはパネル遊具が仕込まれています。

反対に側には、さらに滑り台があって、こちらは2連のストレートタイプです。

半円球の台の裏には砂場があります。砂場の中にもテーブルが置かれています。

カヌー乗り場では「体験」と「スクール」が催され

蒔田公園でいつでも使えるものではないながら、珍しい体験ができるのがカヌーへの乗船。

都市河川がすべてをコンクリート護岸で固められた反省から、川とのふれあいを意識した場所が作られるようになりました。ふれあいアクアパークもまさにそんな場所。ここからは「体験」と「スクール」という形でカヌーに乗れるのです。

横浜カヌー倶楽部という団体が、暖かい時期に数回講習を行っています。参加については9歳以上。「体験」も「スクール」も16歳未満は1時間500円のプログラムになっています。もし開催日にたまたま居合わせても、空きがあればその場で申込も可能です(濡れる可能性があるので用意は必要)。

お問合せ、申込先:横浜カヌー倶楽部

多目的トイレの設備は抜かりなし

蒔田公園は野球場を廃止して整備。大型遊具が設置されたのも、それほど昔のことではないです。多目的トイレも、生まれ変わった公園にふさわしい、いまどきの設備。

子どもと一緒でも安心です。子ども用の便座からオムツ替えシート、大人が利用する時に座っていてもらうチャイルドシートなど、抜かりなく揃っています。

すぐ近くに遊具のある公園が!

南太田駅前、平戸桜通りの向かい側にあるスーパーマーケットがFUJI横浜南店。徒歩で南太田駅から向かうならば、この角を曲がるのがよいでしょう。

この先の大岡川を渡れば蒔田公園です。

ちょっと注目なのが、スーパーマーケット隣にある街区公園の山王橋公園です。

ミニコンビネーション遊具にブランコ、鉄棒などの基本遊具に加えて、虫を模った面白い形の梯子遊具があります。

大きな駐車場があり、何かと調達に便利でマクドナルドなどの飲食店もテナント。一緒に利用する機会もありそうなスーパーマーケットです。その隣なので立ち寄ってみるのに、なんら面倒はないです。

蒔田公園を訪れるには(アクセスについて)

住所:神奈川県横浜市南区宿町1丁目1

駐車場はないので、自動車の場合は民間駐車場を利用します。周辺には多くの駐車場があります。鉄道やバスでも、とても便利な場所です。そして横浜中心部の著名スポットがすぐそこです。

【自動車を利用する場合】

駐車場:ありません

最寄インターチェンジ:首都高速神奈川3号狩場線花之木

花之木インターを出てすぐのところです。出口の方向と逆に公園はあります。けれども公園に駐車場はありません。公園の方向に向かっても意味はないので、駐車場を探すことになります。周辺には民間の駐車場が多数あります。

花之木インターを利用する場合注意したいのは、出入り口が一方向のみだということです。東京方面から首都高速湾岸線でベイブリッジ、横羽線でみなとみらい方面を経由した場合は花之木インターを利用できます。

ただし横浜新道や保土ヶ谷バイパスなどから狩場インターを経由してきた場合、花之木インターは利用できず、次になる阪東橋インターチェンジで降りることになります。そこから距離はさほどありませんが、蒔田公園は降りた方向の逆です。大通り公園の所に出ますので、左側を走る鎌倉街道に向かうのがおススメです。

買い物や食事の場合の裏技

FUJI横浜南店で買い物や食事をするならば、駐車場のサービスがあります。

スーパーマーケットFUJI横浜南店

駐車場:250台(1000円未満1時間、1000円以上2時間無料、以降30分100円)
住所:横浜市南区南太田1-21-6
連絡先:045-743-5111
営業時間:9時~25時

誰かが買い物中に、子どもと遊んだり、お弁当などを買ってお持ち帰りで公園を利用したりできるでしょう。マクドナルドもサービスの対象です。FUJI横浜南店のサービスカウンターでレシートを見せて下さい。

【公共交通機関を利用する場合】

最寄り駅:京浜急行本線南太田駅、横浜市営地下鉄ブルーライン吉野町駅徒歩5分

厳密には南太田駅が少しだけ近いです。けれども大都市の市街地らしく、どちらも同じようにすぐそこ! と思って間違いないです。むしろ、どちらの路線の沿線のどこから向かうのかが選択のポイントです。

蒔田公園北側の平戸桜通り、南側の鎌倉街道(地下鉄路線の上)、両方の大通りにはバス停留所もあります。沿道の方はバスの利用も便利です。

まとめ:注目は大型遊具!ここにあるのは横浜中心市街地の生活そのもの

街中にある大型遊具としては指折りクラスのものがまず注目! そして、ここだけというのは横浜の著名スポットが間近なことです。全国区でよく知られる横浜の景色、知る人は知る典型的な横浜の丘陵地の街。そのどちらとも違った港町横浜の普段着の雰囲気に溶け込む公園です。

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